2018年7月30日(月) 晴れ 77.9 1865

昨日のクラス会はとても楽しかったのだが、二日酔いのせいもあったのか、一晩経ってから落ち込んでしまった。

というのは、友人たちがみな立派に見えて・・・。「友がみなわれよりえらく見ゆる日は・・・」という歌を思い出してしまった。

みんなすごく成功しているとか、えらく出世したとかということもないのだけど、多くの人が結婚し、子供を育て、そのために仕事を頑張っている。

子供がいない夫婦もたくさんいるから、子供がいないこと自体を気にしているわけではない。だが、子供を立派に育てている人たちにはなんだかかなわない気がしたのだった。

それに同じ会社でずっと頑張っている人にも実はコンプレックスがあるのだった。大志があって独立したならまだしも、私の場合は職場がイヤになって、逃げるように独立したからだ。

うらやましいとかねたまたしいとかそういう気持ちは全くなく、自分はダメ人間なんだなあと思えてきて、それで落ち込んだのだ。

クラス会に行く前に、石川啄木が主要登場人物の1人の小説を読んだのがいけなかったのだと思う。

ということで気合いを入れるべく、買い物に行ったついでに、駅前の松乃家で、久々に「己に克つ」丼を食べたのだった。

カツ丼ぐらいで気分が晴れるわけもないのだが、気を取り直して、夕方からはデータセンター関連本の書籍制作の打ち合わせに行ってきた。

仕事をすれば、さすがに立ち直る。

今日はご飯の日。夕食はカレー。