『20週俳句入門』の実作編に入った。


第8週 作句へスタート

  • 初心者がすんなり作句できるようになるためには以下の俳句の原点に戻ることが必要
    • 五・七・五という型
    • 季語のはたらき
    • 切字の効果
  • ここから四つの型を案出した→カルチャー教室等でめざましい効果
  • 俳句の作り方は大別すると2つ
    • 配合の句:二物衝撃、二つの関係のないものを組み合わせる、一方は季語
    • 一物の句:季語そのものをとことん見据えてその本質に迫る
  • 一物の句は難しい(初心者向けではない)←1つの物を見据えて独自の発見をしないといけない
    • 一物の句は本書では触れない
  • 配合の句の四つの型をマスターしよう←今回はその1
  • 型・その1 上七:季語(名詞)や 中七:(下五の名詞にかかる) 下五:名詞
    例)名月や男がつくる手打そば 森 澄雄

    1. 上五に季語を置き、「や」で切る
    2. 下五を名詞止めにする
    3. 中七は下五の名詞のことを言う
    4. 中七・下五はひとつながりのフレーズである
    5. 中七・下五は、上五の季語とまったくかかわりない内容である
  • 型・その1の作句手順
    1. 詠いたいと思う対象をよく見つめて、その中から下五名詞止めに使う五音の名詞を探す
    2. 次にその下五とひびき合うような季語をきめる
    3. 中七でもっぱら下五の名詞のことを見たとおりに素直に言う
    4. 最後に作品がちゃんと五・七・五になっているかどうか確かめる

宿題:来週までに型・その1で2句作ること(もっと作ってもいい)。

今週の暗唱句は右。「陸」は「くが」、「美き」は「よき」、汽笛は「ふえ」と読む。


宿題は2句だが、今日から1週間、1日1句作ってみることにした。明日から。