辛口の批評をもらうと著者はやはり落ち込みます。

中にはサラッと作った感じの本もありますが、ほとんどの本は1冊書くのにものすごい労力が掛かります。その労力を一気に否定された感じするので、落ち込むのは仕方ありません。これからも辛口の批評は増えるでしょうから、今から落ち込みに備えている次第です。

ただ、私はあまり腹は立たない。中には誤読としか思えない批評もありますが、それを書いた人が今いる状況というものを想像(妄想)すると、腹が立つよりもこの人の悩みや苦しみに対しては無力だったんだなという気持ちになります。

これはけっして上から目線で言っているわけではなく、むしろ読者とヨコの関係でいたいと思うからです。ヨコの関係を構築するには、相手を思いやることがスタートとなります。もちろん僕の妄想なので当たっていないことが多いでしょうが、でも、人にはそれぞれ人生があり、その人生の集約がその批評なら仕方ないと思うのです。

というのは、私は2004年の10月から2005年の8月までの1年足らずの期間、売れない営業マンだったのですが、その頃の僕が『奇跡の営業所』を読んだら、素直に捉えることができたか自信がないからです。

「実話ベースというけれど、うちの部長はこんな感じではないから、オレには関係ない。全然感動できない」ーーそう思ったのではないかという疑念が抜けきれません。その頃の私は本当にネガティブの塊になっていましたから。

しかし、今言えることは、その時代にこの本があり、もし素直に読めていたら、営業マンとして成功していただろうということです。なぜなら、営業で成功している人の多くがこの本を高く評価してくれているし、私自身もこの本に書いてある考え方でフリーランスとしての営業に成功しているからです。

今回は、編集者の強い意向もあって「チームで達成する」ということに主眼を置きましたが、私はもっと「売れない営業」個人がこの本を応用する方法を書くべきだったと、今では思っています。

ということでフォローのために、このサイトには今後、個人が『奇跡の営業所』を応用する勘所についても書いていくつもりです。

できれば、その勘所を集めて、また本にしたい。ただ、それは『奇跡の営業所』が売れないと難しいかと思います。もしそのような本が出たらいいなと思う方がいたら、ぜひ応援をお願いいたします。

 

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