2020/9/9(水) 晴れ 79.9 1817

水曜日は自転車漕ぎ。夏が戻ってきた?

次世代テクノロジー本の執筆に着手。

その前に、既に原稿化した取材メモが大量に残っていて仕事の邪魔になるので、スキャンしてから捨てることにした。

スキャナーは、5年前の6月に買ったScanSnap ix500。

ちょっと高かったのでかなり葛藤したのだが、50枚連続スキャン可能という性能がライター稼業には必要と思い、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した。

大正解だった。性能はもちろん、丈夫で今も元気に働いている。最新機器と比較しても機能・性能とも十分に感じる。4年経っても陳腐化していない。買ってよかった。

とはいえ毎日使うような機械でもない。久しぶりに起動したら、ファームウェアを更新せよというメッセージがPC上に表示された。

Wi-Fiで使っているのだが、PCとケーブルで繋がないといけない。面倒だったが、ケーブルを探してきて接続。ファームウェア更新は滞りなく完了した。

その後スキャンしてびっくり! 不満がないix500なのだが、一点だけどうにかなればいいなあという希望があった。何10枚もスキャンすると排紙トレイ上で原紙がバラバラになってしまうのであった。

ところが写真を見ても分かるように、排紙がキレイに揃っている!

ハードウェアを直さなくても、ファームウェアを更新するだけでこんなことがあり得るのだと、ちょっと感動。

もう十分元は取れたと思うが、動き限り使い続けたい。

それに比べると根性がないのが、2年半前に買ったCanon PIXUS MG3630。6,930円で買ったので、こちらこそ十分元が取れているのだが、唐突に壊れてしまった(ちなみに今はプレミアがつくのか、新品がAmazonで32,800円もしている!)。

Canonさんの名誉のために言い添えると、プリンター(複合機)はスキャナよりも圧倒的に部品が多く、その分壊れやすい。だが紙詰まりが取れなくて壊れるのはやめて欲しい。

プリンターも昔ほど使う機会が無くなったのだが、それでもまだまだライター稼業には欠かせない。PCやタブレットが紙とペンの組み合わせと同じぐらい手軽に扱える「筆記用具」になってくれれば、僕もプリンターから解放されるのだが、なかなかその気配がない。今でも紙とペンのほうが圧倒的に早いタスクがいくつかある。

修理に出すことも考えたのだが、MG3630はとにかく紙詰まりトラブルが多い割りに、紙が取り出しにくくて辟易してので買い替えることにした。

注文したら翌日来るのがAmazonプライムのいいところ。スキャナーのファームウェアを更新したとたん、タイミング良く届いたEPSON Colorio EP-812A。

開封の儀とかいう柄でもないし、そもそも何をするのかもよくわかっていないのだけど、ものまねみたいなことをやってみた。

コンパクトなのだが、奥行きはMG3630より長い。

保護材を取る前。

インクをセットしてハードウェアの調整中。

 

ドライバーやユーティリティーなど必要なソフトをネットからダウンロードして、インストール。

ネット経由で接続して、設定完了。

すっかり昼になってしまった。

気合いを入れるべく己に克つ丼。

次世代テクノロジー本の執筆にようやく入る。

まずは構成を確認。今回は編集者の思い入れが強い本なので、彼が作った構成案をできるだけ尊重する形で進めることにした。

各章別々のテーマ(たとえばロボティクスやFinTechなど)で、その道のプロと著者が対談した内容をまとめる。いわゆる対談形式ではなく、著者が取材して記事風にまとめたという体裁。

その道のプロといってもエンジニアや研究者ではなく、主にベンチャー投資家。某大手企業のCTOと著名な政治経済学者もいる。

つまりテクノロジーの最新事情をウォッチしつつビジネスの観点で語れる人たちの知見が詰まった本ということだ。著者は、彼らの話を翻訳しながら、随所に自分なりの知見も入れる。

とりあえず編集者が作った構成案に、対談相手のプロフィールを入れ込んで、全体像をつかんだ。さらに忘れないように先頭にトンマナについて記載。

まずは好きなところから1章分を書いて、それを送ってくれということなので、第2章に着手した。

赤魚の味醂干しと、レタスとワカメのゴマ風味サラダ。

部屋に戻ったら、何かがいる!

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