大意)食べ過ぎたあとに味を思っても、濃い淡いの違いも分からなくなる。色にふけったあとに性欲を取り戻そうとしても、異性を求める気持ちもなくなっている。だからいつも、事が終わった後の悔悟の気持ちを想像し、突発的な欲望を抑えられれば、心が定まって落ち着き、すべての行動が正しくなる。

2015031101

こればっかりは難しいなあと思います。

お酒を飲んで、小腹が減ったので、ついついラーメンを食べる。翌朝、体重を量れば後悔するに決まっているのだけど食べてしまう。まさに「わかっちゃいるけどやめられない」の世界です。

この程度のことだと、取り返しがつくからでしょうか。

手痛い失敗を早いうちにしておくのがいいのかもしれません。でも、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざもあるなあ……。

強い動機、たとえば、体重を減らさないとオーディションに受からないとか、あるいは体を壊すのが確実だとか、そういうことがないと難しい。

さらに、自分の行動を常に律しようと思ったら、高く強い志が必要なのでしょう。