2020/1/18(土) みぞれ  76.9 1650

昨日、突如死亡した外付けHDDの代わりに購入した外付けSSDが届いた。BUFFALOのSSD-PG1.0U3-B/NL(以下PG1.0U3)という製品。

配達の人から手渡された段ボール箱がやたらと軽かったので、別のものが届いたのかと思ったが、他に注文した記憶はない。開けてみたら、とても小さな黒い箱が入っていた。

測ってみたら、89g! 260ページぐらいの文庫本が約120gだから、それよりも軽いのだ。大きさもマウスより一回り大きい程度で、厚さは1㎝。容量は1TB。これなら確かに持ち歩く気になる。

だが調べてみたら、スマホに入るmicroSDカードに既に1TBというのがある。microSDカードに至っては1gもない(上の量りでは0gだった)。それと比べると、いったい何に体積と重量を使っているのかと思う。

今使っているPCは、HP ENVY x360 13(以下ENVY)。これは内蔵ディスクがSSDだ。体感速度ではHDDより1桁速い。PG1.0U3は、DDR3という4GBのSDRAMがたくさん入っている。だからmicroSDカードより重くて大きい。だが媒体自体はmicorSDカードに採用されているフラッシュメモリよりも速い。

残念なのはインターフェースがそれほど速くないこと。なので内蔵SSDに比べたら遅い感じがする。それでも生き残っていたバックアップ用HDDからPG1.0U3に書き戻したとき、普段なら一晩かかるコピーが約2時間半で終わった。読み込みがHDDでなく、SSD同士だったら1時間ちょっとぐらいで終わったかもしれない。

バックアップはHDDに書き込んでいるのだが、差分バックアップなので問題はない。SSDはHDDよりも丈夫で速い。その分まだ少し高いが、PG1.0U3は1万2千円ぐらいとリーズナブル。

要するに小さくて軽くて速くて安いということ。満足のいく買い物だった。

昼食は我が家の四大鍋の1つ、豚鍋。

仕上げはラーメン。豚バラとニンニク、ショウガのエキスが溶け込んだスープが最高。

ゴミ箱にいたずらしているところを撮影されたのに、しらばってくれているコタロー。

▲画像をクリックするとコタローの記事へ

SSDの導入ついでに、失業中のLENOVO ideapad 320を工場出荷時の状態に初期化してみた。あまりにも遅くなって使い物にならなくなったので、ENVYに買い替えた。PCおよびアプリの起動が遅く、処理も重い。文字入力が詰まることさえある。それだけでなくネットワークも遅い。

▲LENOVO ideapad 320。なぜかAppleのシール。

高速化ツールも試してみて、多少の改善は見られたのだが、しばらくしたら効果がなくなり、1日中高速化ツールを使っているという本末転倒な状況。

YouTubeやNetFlix、Apple プライムビデオ専用にしようかと思ったのだが、ネットワークが遅くて、ストリーミング途切れがち。特にYouTubeがつらい。テレビにつないで動画を見るときにも、ENVYの出動となっていた。

だが購入時はそれほど重くも遅くもなかった記憶がある。おそらく度重なるWindowsアップデートとアプリインストール&インストールによるものだろう。初期化すればまた速くなるかもしれない。

初期化には1時間半ぐらいかかったが、やった甲斐があった。起動はHDDのせいものあるのか大きく改善されなかったが、処理はずいぶん軽くなった。特筆すべきはネットの実速度が倍以上になったことだ。

Windowsは使い続けていると、ゴミが溜まるのかどんどん遅くなっていく。XPの頃は僕のような一般ユーザーでもまだ対策できたが、VISTA以降は手が出なくなった(何だかクルマの整備と似ている。どんどんブラックボックスになる)。ENVYもちょっとずと重くなっている感じがある。こんなOSがシェア№1なのは、罪悪だと思う。

Macはどうなのだろうか。iPadを持っているが、それを見る限りではその辺はきちっとしているようだ。iOSとMacOSは別物だが、思想は同じだろう。UNIXの伝統というか文化を引き継いでいるはずだ。

だがハードの選択肢が少ないのは好きになれない。なので僕はWindowsだしAndroidなのだ。