2015年3月5日(金) 晴れ 74.4 2281
ちょっと理不尽な依頼が来て、朝から仕事のメールのやり取りでブルー。コミュニケーション不足なのは分かっているのだが、こちらから声を掛けて行く気にもあまりなれない相手。
しかし、僕がやらないと進まないのも分かっているので、仕事に着手。やっているうちに、指摘されている多くの部分が先方の修正したところだったので、とたんに嫌気がさす。
とりあえず、昼食をとる。
妻が海外旅行で不在のため、食事を作るモチベーションが湧かない。昼食だけでなく夕食分も出来合いの総菜を買ってきた。
やる気を取り戻すために、『嫌われる勇気』を再読した。
納得しながら読んでいたつもりだったのだが、再発見だらけ。自分用に簡単にまとめておこう。
- 原因論では解決しない
→目的論で考えるとどうすればいいかが見える - 宇宙にたった一人なら何の悩みもない
→すべての悩みは対人関係の悩みである - 人生は勝ち負け(権力争い)ではない
- 行動面の目標
- 自立すること
- 社会と調和して暮らせること
- 心理面の目標
- わたしには能力がある、という意識
- 人々はわたしの仲間である、という意識
- 人生のタスク=個人が社会的な存在になろうとするとき避けて通れない人間関係
- 仕事のタスク
- 交友のタスク
- 愛のタスク
- 人生の嘘=さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとすること
→人生の嘘をつかない勇気 - 承認欲求を捨てる
- 課題を分離して、他者の課題を切り捨てる
→自分の課題には介入させない - 自由とは、他者から嫌われること
- 共同体感覚が幸福な対人関係のあり方を考える、もっとも重要な指標
→自己への執着を他者への関心に切り替える
→自分は世界の中心ではなく、共同体の一員
→狭い共同体で行き詰ったら、より大きな共同体の声を聴け
→横の関係を作れ- ほめるのではなく勇気づける(介入でなく援助)
- 他者を評価せず、感謝する
→行為ではなく、存在に感謝する - 他者に貢献する
- 自己肯定ではなく、自己受容
→能力が足りないのではなく、勇気が足りない - 他者を信用でなく信頼する
- 普通であることの勇気
→特別な存在であろうとすることは問題行動につながることがある→わざわざ自らの優越性を誇示する必要などない - 目的地を目指した登山のような人生ではなく、その刹那に強烈なスポットライトを当てるダンスするような生き方をせよ
- 人生の意味は自分自身で与える
- 「他者に貢献する」という導きの星を見失わなければ迷うことはない
- わたしの力は計り知れないほど大きい
→わたしの世界を変えられるのはわたしだけだから
自分用のメモなので、読んだことがない人には良く分からないだろう。また、1つ1つの言葉には反発もあるだろう。
だが、僕はすっかり元気になり、もう一度踏み出していこうと思えた。
理不尽に感じていたことも、自分の課題と取引相手の課題を分けることで、すっきりとし、自分がやれることをやるしかないと思えてきたのである。
夕食は、出来合いの総菜。
ちょっと足りなかったので、ブロッコリーを茹でて、マヨネーズをつけて食べた。
さらに、インスタントラーメンで焼きラーメン風のものを作ってみた。
ちょっと食べ過ぎた。
部屋に戻ると、相変わらずの占領体制。
「行為ではなく存在そのものに意味がある」というのは、こういうことか。