2020/3/12(木)晴れ 77.8 2787
二の腕という言葉は知っているのだが、二の腕でない方、つまり肩ではなく手の側の腕は何と言うのか。一の腕なのか? 調べて見たら、そうではなく、昔は二の腕のことを一の腕と言っていたらしい。ややこしい。古文の引っかけ問題に出そうだ。
ちなみに「かいな」という言葉がある。大相撲では今でも使われる。漢字では「腕」と書く。これは今の二の腕のことだ。
「ただむき」という言葉があった。昔はこれが、手の側の腕を指す言葉だったらしい。死語になってしまった。
「上腕」と「前腕」という言葉ある。僕がさっきから知りたかったのは「前腕」だった。そう言えばそんな言葉があったなという感じ。語彙の貧弱さを思い知った。
だがなぜ「上」と「前」なのだろう。普通は「上」と「下」、「前」と「後」の組み合わせだろう。「下」とか「後」はネガティブということで避けたのだろうか。とんでもないバカポジの人が昔もいたのだろう。
ようやく言いたかったことが言える準備ができた。
朝から、前腕の裏(手の平側)の肘から数センチぐらいのところが痒い。両腕ともだ。見ると横並びに3個ほど湿疹と思われるものができていた。
あっ! 写真を撮れば一発だったのだな。うかつだった。
それはさておき。これは掻いたらあかんやつやと直感し、しばらく置いておいたら、10個ぐらいに増えているではないか。しかも一部では3~4個が密集している。
これは絶対皮膚科に行った方がいいぞということで、普段内科で世話になっている行徳総合病院に行ったのだった。
総合病院というと混んでいるイメージがあるが、皮膚科や泌尿器科は個人クリニックと比べるとずっと空いていて、穴場なのである。
だが今日は内科も外科も空いている。いつもは年配の方で一杯なのだが、危険ということで病院に来ていないのだろう。ということは普段からも通院する回数は減らせるはずなのだ。
もちろん皮膚科も空いていた。とつぜん湿疹ができたとかいうことでなければ、皮膚科こそ不急の病気が多い。
受付を済ませたら腹が減っていたことに気づき、院内のコンビニでサンドイッチを買った。
湿疹の原因は全く思いつかなかったのだが、さすがはお医者様である。先週、ピロリ菌の除去のため薬を飲んでいたのだが、その副作用とのこと。要するにアレルギーで、薬疹というものらしい。放っておいたら全身に広がっていただろうということで、慌てて病院に行ってよかった。
赤みすなわち炎症を抑える薬を1週間分もらった。1日3回も飲む薬だが、2回ぐらいでかなり効いている。だが自己判断で治ったと服薬をやめてはいけない。飲み切りが原則。
今日の自転車漕ぎは病院への往復だけ。
帰宅するとコタローがマイペースにしていた。
肉じゃがを作って、ご飯にかけた。肉じゃが丼。お店では見かけないが、レシピサイトに行くとかなりレシピがある。秘かな人気メニューか。僕は小学生か中学生か忘れたが、40年以上前からやっている。大好物だ。
マンションの1階の庭に植えてある、種類は分からないのだがたぶん桜の一種(全然違ってたりして)と思われる木の花が今年も咲いた。例年より1週間は早い気がする。
午後は某外資系IT企業で、イベントで配布する冊子のための取材。テーマはアナリティクスのコンサルティングおよびツール。それぞれ1本ずつの記事になる。
久しぶりに夕方まで赤坂にいたので、鳥通に行く。
あの場所で数十年続いて店だ。レベルが低かろうはずはない。相変わらずのおいしさ。
だが、客はしばらく僕一人だけだった。大将に話を聞くと、やはりかなり影響を受けているらしい。大きな会社が多い地域だから、大人数で飲みに行くなみたいなお達しが出ているのかもしれない。
小一時間ぐらいで2組、トータルで8名ぐらいのお客が訪れた。ちょっとホッとした。