2024/06/09(日) 曇り 78.2 1388
富士ヒルクライムは毎年6月に行われる、日本では最大規模のサイクリングイベントの1つです。
今年は6月2日、すなわち先週日曜日に開催されました。ライトサイクルさんでは、その翌週に同じコースを走るイベントをよくやっています。今年はやるというので参加させてもらうことにしました。
ただ告知が遅かったのと、当日の天気がちょっと怪しいということで、参加者けっきょくスタッフのユキちゃんとわたしともう一人の3人だけとなってしまいました。もう一人は昔からのお客さんで、埼玉に住んでいるので、自分のクルマで参加するとのこと。
当初はもっと参加者がいることを見込んで、お店周辺の人は新小岩から輪行していこうという計画だったのですが、けっきょくユキちゃんのクルマに同乗させてもらうことになりました。
6時に迎えに来てくれました。
近所のローソンで朝ごはんとお腹が空いたときの食料を調達しました。
中央道を大月JCTから河口湖へという山梨側から富士山へ行く王道コースです。曇っていましたが、富士山はきれいに見えました。
スタート地点である富士北麓公園の駐車場に停める予定だったのですが、何やらイベントが行われていたので(あとで聞いたら停められたみたいです)、体育館横の駐車場に停めました。
車輪を嵌めたところで記念撮影です。
クルマに乗せてきてくださった、ライトサイクルさんのスタッフ・ユキちゃんこと川上侑希子さんです。すごくにぎやかな女性で、車中では行きも帰りも女子トークで盛り上がりました。
計測開始地点である胎内洞窟入口交差点を曲がったところにある富士スバルラインの入口。右下に写っているのがもう1人の参加者Kさんです。
ゴールは富士山五合目の登山口のところです。走行全長はちょうど25kmで計測区間は24km。大会オフィシャルサイトでは、標高差1,270m(計測部分1,255m)、平均勾配5.2%、最大勾配7.8%となっていますが、一部8%を超えるところがあるように感じました。
とはいえ10%を超えるところはなく、距離は長いですが、勾配としては初心者向け(わたしは初心者以下ですが(^_^;))と思います。事実、完走率は98%とのこと。
途中休憩しても時間内(3時間10分以内)なら完走は完走です。最後まで降りずに行きたかったのですが、残り7kmでガス欠。買ってきたおにぎりをいただきました。
おにぎりはゴールしてから食べる予定でしたので、ちょっと無念です。エネルギーチャージゼリーを買っておくべきでした。
とはいえ、無事完走です。完走が目標でしたのでそれは果たせました。
タイムは何となく2時間半を切れればいいなという感じでした。残り10kmで1時間半使っていたため、平均時速10km出さないと間に合いません。それは無理だと思ったのですが、上に行くにつれて低勾配の場所が増え、20kmを超える速度で1kmぐらい走れたところもあったので、何とか達成できました。
とはいえぜんぜん速いタイムではなく、1時間半を切るとブロンズというそこそこ速いクラスに認定されます。ちなみに優勝者は例年50分台で登りきります。
5合目はサイコンのデータによれば12℃。陽射しがないので寒いです。持参したウィンドブレーカーを着て、記念撮影しました。
五合目の売店内にあるあまの屋さんの富士めろんぱんです。名物にうまいものなしという格言がありますが、これはおいしかったです。わたしはそもそもメロンパンをあまり食べないのですが、これはまた食べたいなと思います。
下りは脚力よりも握力が重要です。わたしはそこそこ握力はあるのですが、ユキちゃんは純女なので、けっこうたいへんみたいです。3回ほど休憩しました。
上のほうは景色などまるで見えなかったのですが、樹海台駐車場まで降りてきたら、きれいに景色が見られました。ただ雨雲も見えていて、御殿場あたりでは降っていたようです。ほんのちょっとだけ小雨があったり、五合目では霧だったりもしたのですが、雨に降られなかったのは本当にラッキーでした。
あたりまえですが下りは早い! 40分台で降りてきました。距離が若干短いのは、サイコンの走行距離がタイヤ周長をもとに計算しているからだと思われます。要するにブレーキをかけているときにタイヤが滑っているため、タイヤの回転数が登りよりも少なくなるということです。
車輪を外して、クルマに積んだところです。
こちらはGPSデータをもとに距離を計算しているので、登りも下りも関係ありません。北麓公園から計測しているので、トータルで50kmを超えた値になっています。
Kさんは山登りが好きな方なので、わたしやユキちゃんよりずっと早く登って、わたしがゴールしたところで「寒いので降ります」と言って降りていきました。
ユキちゃんはわたしよりも30分ぐらいあとで到着し、その後も”女子”二人でしたので、1時間ぐらいダラダラしてました。もしかしたら待っていてくれたかもしれないのですが、結局私たちが駐車場に着いたときには帰っていました。
ユキちゃんがお腹が空いたというので、二人でほうとうを食べにいくことにしました。
河口湖インター近くにあるほうとう不動東恋路店です。ほうとう不動は伝統あるほうとう屋さんで、こちら以外はいわゆる民芸古民家風の作りなのですが、ここは本当に不思議な形の建物になっています。若い人を狙っているのでしょう。実際、中は若い層でいっぱいでした。
富士山型の七味入れと楊枝立て。お土産としても売っていますが、楊枝立てのほうが高いのは意外でした。
河口湖付近でもまだ肌寒かったので、ほうとうは文句なくおいしかったです。
とはいえちょっとした運動をしてきたので、軽い気持ちで「ビールが飲みたくなるよね」と言ったら、「どうぞ、どうぞ。絶対おいしいからぜひ」と言って聞きません。わたしも真剣に断ったのですけれど(信じてもらえないと思いますが)、あまりに言うので、お言葉に甘えることにしました。
申し訳なかったですが、最高においしかったです。お通しはふき味噌です。これもお土産として売っていましたので、伴侶さんに買って帰りました。
小仏トンネル付近で事故があり、19kmの渋滞。それを抜けたら、今度は八王子から高井戸まで10kmといういつもの自然渋滞がありまして、さらに高井戸から永福まで1kmのこれもいつもの渋滞がありました。
結局帰宅したのが20時前。そこからお風呂に入ったので、少し遅い晩酌となりました。
冷蔵庫を見たら、冷やし茶碗蒸しがありました。ほかにツナ缶、サラダ用野菜などがありましたので、サッとツナサラダを作りました。
ちょっと飲み足りませんでしたので、残っていた絹ごし豆腐を半分だけ冷や奴にし、お相撲さんの湯豆腐ダレをトッピングしました。これはいける!