2015年12月9日(水) 晴れ 78.4 1607

昨日書籍1冊を脱稿し、今日は晴天、急ぐ仕事はなし、となればお出かけするしかない。

とりあえず、朝から栄養を取る。

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電車か自転車か? 僕の自転車はあいにく部品取り寄せ待ちでショップに預けたままなので、妻の自転車を借りた。

目的地は、九十九里浜。我が家からは約50kmと意外に近い。往復したら100kmになるが、そのぐらいは何度も経験している。

ところが、まだ市川市を出ないうちから、何だか胃もたれが。暴飲暴食がたたっているらしい。また、運動不足のせいか、それとも最近ベッドで寝るようになったせいか、腰も微妙に痛い。

そこで、信号がちょうど赤にかわったこともあって、行き先変更。左折して、船橋アンデルセン公園を目指すことにした。

ちなみにアンデルセン公園とはこういうところ。

船橋・アンデルセン公園、USJ上回る 世界最大級サイトでTDL、TDSに次ぐ3位 関係者「信じられない」

ということで、ずっと興味はあったのだが、行きそびれたなあと思っていた場所。だって混むでしょう、こんな評判が立ったら。

ああ、でも平日なら空いているだろうと思い、行くことにした。

Googleマップのナビゲーションを道案内に使う。

おい、どんどん田舎に行くぞ……。千葉県民歴も長いので、この辺が田舎なのはよーく知っているが、残り500mでこんなところ。大丈夫なのか、Googleマップ?

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すみません、Google様を疑いました。正しかった!

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しかし、このラインは何だ! 明らかに最近引いたのが分かるきれいさだ。休日はこんな列になるんだろうか?

開園は9時30分。僕が着いたのは9時45分。さすがに平日は誰も並んでいなかった。

入園料は900円。入ったときにはちょっとやられた感があったのだが、出るときにはお値打ち感があった。

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ちなみに大人は高いが、子供は格安。高校生600円、小中学生200円、4歳以上100円だ。あと前売り券は1割引。年間パスポートもあって、これは信じられない安さだ。しかも船橋市民だとさらに安い。

市川市と船橋市の合併の話があるのだけど進めてほしい。ちなみに浦安市にも打診しているのだが、先方は東京の24区目を目指しているとの真偽不明の噂がある。

しかし、この3市合併が実現すれば、日本のテーマパーク・トップ3が1つの市に集結するわけで、これはウリになると思うのだがなあ。

ちなみに市川市は何の貢献もしていないが(笑)、しかし市川を外すと浦安が飛び地になっちゃうんだよね。つまり、間にあるだけ。まさに漁夫の利。

入ると季節が変。この時期にチューリップが美しく咲き誇っている。

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ここで全体像を説明すると、アンデルセン公園は大きく5つのエリアに分かれている(下図)。

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赤丸が出発点(そしてゴール)で、矢印は僕のおおざっぱな進路。全部の道は通っていないが、大体のものを見ようと思うと、こういう歩き方になる。まあ、1度で全部見なくてもいいのだけれど。

まずは、メルヘンの丘ゾーン。最後にはまた戻ってくるので、特徴的なモニュメントだけ撮影して、次の子ども美術館ゾーンへ急ぐ。

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子ども美術館ゾーンが僕としては一番よかった。なにしろ人がいないのだ! 人がいない贅沢を満喫。

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入るなり、クリスマスらしい美しいイルミネーション。そして誰もいない(笑)。

山本麻璃絵(やまもとまりえ)さんという作家の作品が展示してあった。この方(下のリンク)に違いない(自動販売機が証拠)。

クオリティ高っ!ネットで話題の『木彫りの自販機』が素晴らしい

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満喫させていただいた。なお、この展示は2月7日まで。

続いて、ワンパク王国ゾーンに入っていった。動物あり、アスレチックあり、巨大すべり台あり、その他いろいろありの一番広いゾーンで、さすがに賑わっていた(それでも平日なので混雑はしていない)。

ワンパク王国という名称だが老夫婦も多く、動物に癒やされている姿がほほえましかったので後ろから撮影させていただいた。

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この辺が一番だだっ広いエリア。これは北海道を除けば、関東平野以外では難しい広々感だろう。

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出会いの泉というのだが、ちょっとしょぼい(笑)。カエルにはどうしても反応してしまう。

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「平和を呼ぶ」像。夜中に見たらちょっと怖そうだ。

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ここから自然探検ゾーンに入っていく。

まあ、ずっとこんな道で、千葉県民にはあまりにもありふれた光景。ただ、日本と植生の違う国から来た人や、智恵子に空がないと言われたあたりに住んでいる人には物珍しいかもしれない。

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ああ。でも、通路が舗装されているのは、千葉県民にはびっくりだ(自然じゃないじゃん)。道路率が低い県でして(ハマコーがだいぶ道路を作ってくれたけれど)。

ここから、花の城ゾーンに入って、メルヘンの丘ゾーンに戻ればとりあえず一周したことになるが、アンデルセン像も見ていないし、ど真ん中に架けてある太陽の橋も渡っていない。それはいかんと思い、いったんワンパク王国ゾーンに戻ることにしたが、これが正解だった。

勤労感謝の日を含む3連休の初日に養老渓谷に行ったのだが、紅葉がイマイチだった。こんなところでリベンジできるとは!

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太陽の橋を下から撮影。

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昼食は出てから、船橋駅周辺で食べようと思っていたのだが、考えたら公園に来ていて、好天にも恵まれている。

ここは弁当を買って食べるべきだろう。

ワンパク王国ゾーンにフードショップという、ちょうどショッピングモールのフードコートのようなものがある。その中の藤松という弁当屋さんのいろどり弁当(税込み500円)を買って食べる。

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平日だと注文を請けてその場で作るらしい。できたてでおいしかった。ちなみにこのカツはタマネギです(笑)。

ここから太陽の橋を渡って、アンデルセン像のあるメルヘンの丘ゾーンに向かうのだが、途中にワンパクショップという売店がある。お土産物もあるようなので、僕の集めている例のものはあるかのぞいてみた。

さすが船橋。非公認ゆるキャラではあるが、ふなっしーで稼いでいるようだ。ふなっしー関連グッズやお菓子がたくさん並んでいた。これはその中でも一番千葉らしい落花生ふなっしー。

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僕の集めている例のものというのは、カエル関連グッズ。無事かえるなら日本中にあるだろうからと始めたのだが、意外にないところも多いので、カエル関連グッズに幅を広げた。それでもないときには招き猫。

その両方ともあった!

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もちろん購入。

かなり歩いたので、少し汗ばんできた。甘い物が欲しいと思ったら、近所に「牧場のあいす屋さん」。この季節、全然はやっていないが、これはおいしい。あたたかい飲み物もあるようなのでぜひ寄ってほしい。

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いよいよ太陽の橋を渡る。太陽の橋から見える風景もすばらしい。左右両側撮った。

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橋を渡って、少し左手にあるアンデルセン像を詣でる。

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そして、この角度からの風車の写真を撮り、続いてデンマークの農家を見る。

レストランメルヘン。メルヘンというが、バーベキューの匂いがかぐわしい店だ。

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泉昌之の『食の軍師』(第2巻)でも取り上げられたレストランである(さんざんバカにされていたが)。

メルヘンの丘ゾーンから花の城ゾーンに向かう途中の景色。これも美しい(ゴルフ場みたいといえばその通りだが)。

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下の写真の左上は花の城ゾーンに向かう橋から道路を撮ったもの。つまりアンデルセン公園は道路をまたがっているのだ。

花の城ゾーンは狭いので駆け足に、でもモニュメントはいちおう全部撮影。

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もう1回、メルヘンの丘ゾーンに戻る。

コミュニティーセンターと呼ばれる建物中にグッズショップがある。こちらがメインの土産物屋だ。

実はカエルグッズが充実していた! でも、写真だけで我慢。

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家への土産は、デンマーク産のカマンベールチーズ。

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これもかなりリーズナブルな値段。

いやあ、行ってよかった。ものすごくリフレッシュされた! 次は妻と来たいですね。

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帰りは、基本的に下り坂なので楽ちんだった。

帰宅してから買い物に行く。最初はもつ鍋を作るつもりで材料も買ったのだが、食べきらないといけないものがたくさんあることに気づき、方針変更。

春雨サラダと、焼き大根と、シチューを使ったカルボナーラ風スパゲッティ(粉チーズを茹で立ての麺にからめただけだが)。

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いかにも飼い猫といったコナツ。

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眠たいニャーとコユキ。

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のんびりさせてもらった。