2016120591朝、自転車を漕ぎに行った。自宅まで1kmぐらいのところにあるコンビニで、暖かかったのでアイスコーヒーを飲みながら休憩した。

目の前には小さな神社がある。その上の空を見ると季節外れの鱗雲がかかっていた。

そのときは特に句が浮かばなかったのだが、午後打ち合わせに向かう電車の中でふと浮かんだのが右の句(第3句目)。「社」は「やしろ」と読む。

写真を撮っておけば良かった。

これからはとりあえず撮っておき、あとで見ながら句作に励むことにする。

ここでちょっと気になるのが、この句の季語は「冬ぬくし」で季節は冬なのだが、「いわし雲」は秋の季語になる。「冬なのに暖かくて、秋の象徴であるいわし雲が出ている」という意味なのだが、違う季節の季語を重ねるのは「季違い」(『獄門島』のトリックだ!)といって、禁止事項なのである。こういう場合も「季違い」になるのだろうか?

こういうことは独りでやっていると分からないものである。『20週俳句入門』では、一通り終えたら、その後は句会に参加したり俳句誌への投稿したりすることを薦めているので、実際やってみようと思っている。

さて、ここまで3句作ってきたが、視覚情報ばかりだと気づく。聴覚や嗅覚など他の感覚も取り入れて広がりを持たす工夫もしてみたい。

暗唱句を覚えられていなかったので、「第3週」の終了は明日に持ち越し。