KDPから「「2025年の崖」の年になったが、まだ遅くないDX入門」を発売しました。
本書は、日立ITユーザ会の会報誌に連載されたDX入門記事を再編集したものです。
急速に進化するテクノロジーの世界において、4年前の情報が今もなお価値を持つのか――そんな疑問に対し、本書は「人と組織」が変わらない限り、DXの本質は色あせないと語ります。
デジタル変革に必要なのはツールではなく「目的意識・リーダーシップ・人材育成」であることを再確認させてくれる一冊。
DXに出遅れたと感じている企業にも、再挑戦のヒントを届けます。
内容:
序章 DXの現在~DXのおさらいと普及本格化で見えてきたこと
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を振り返る
DXという言葉がはやり出したのは2019年ぐらいから
2つの大きな阻害要因がある
第1章 自動化の2つの方式としてのRPAとAI
デジタル化とDXの違いとは?
デジタル技術導入の大きな目的としての自動化
そもそも自動化はIT化の1つの目的だった
汎用的な自動化手段としてのRPAとAI
第2章 電子契約、電子承認と電子印鑑の違い
DXの第一歩としての押印廃止
電子印鑑、電子契約、電子承認の違いがわかりますか?
電子契約・承認を支える2つのベース〜電子署名と電子署名法とは?
電子印鑑の存在理由とは?
第3章 テレワークとのその進化形
テレワークを簡単に準備できる会社はDXの準備もできている
改めてテレワークの定義とリモートワークとの違い
テレワークのデメリットの解決もDX推進
テレワークの進化形
第4章 ゼロトラスト-テレワーク時代のセキュリティ
なぜゼロトラストセキュリティなのか?
従来の境界型セキュリティと何が違うのか?
ゼロトラストセキュリティ実現のフレームワーク「SASE」とは?
SASEを実現するためのインフラ
第5章 データ分析とアナリティクスの違い
厳密な定義があるわけではなく、使い分けない人も多い
「アナリティクス」は「データ分析+コンサルティング+ITエンジニアリング」
コンサルティングも導入・運用もワンストップでできるという価値
使われないモデルに何の価値もないから
第6章 DX時代のシステム構築 – 業務システムとAIシステムの連携
DXだからと言ってアジャイルだとは限らない
AIシステムと業務システムの連携のパターン
機械学習エンジニアが重要
データ分析人材は必ずしも万能でなくてよい