著者の森川滋之です。
最初に異変が起こったのは、3月4日だったそうです。
私は、まったく予想もしていなかったので、証拠画像を取り損ねてしまいました。
なんと、アマゾンの「営業・セールス」部門で1位だったのだそうです。主人公のモデルの吉見さんに教えていただきました。
予想していなかった理由は、アマゾンキャンペーンをしていなかったからです。
きこ書房の編集者の方と販促の打合せをしたときに、アマゾンキャンペーンはやめようということで一致したんです。
編集者も私もアマゾンキャンペーンを否定するものではありません。編集者は何度もアマゾンキャンペーンをやられている方だし、私自身も友人のキャンペーンにはできる限り協力しています。
ただ、『奇跡の営業所』は、貢献・共感・感動などがキーワードになっている異色の営業本です。なので、なんとか口コミで売りたいねというのが、二人の一致した意見でした。
ということで、本屋の店頭で手にとって買っていただいた方が友人に薦める、という形で売るにはどうしたらいいか ― を一所懸命考えることにしました。
そういうことなので、アマゾンのランキングは気にしていなかったのです。
献本はかなりしました。献本した方々には、もし気に入ったら、ネットでの媒体に書いたり、口コミしてくださいねとお願いしていました。
そうしたら、3月はじめ頃に書いてくださる方が何人かいて、3月4日の異変となったのです。
その直後に、渡瀬謙さんの名著(たぶん代表作になるでしょう)『内向型営業マンの売り方にはコツがある』のアマゾンキャンペーンが始まり、すぐに2位に落ちました。その後は、2位から6位ぐらいをいったり来たりで、返り咲きはないだろうなと思っていました。
と思っていたら、また異変がおきました。3月10日に某アルファーブログが、続けざまに3月11日に超有名書評メルマガが取り上げてくださって、1週間ぶりに1位に返り咲いたのでした。
どちらもきこ書房から献本していただいた方ですが、こちらがびっくりするぐらいクールでかつ気合の入った文章を書いてくださいました。
本当にありがとうございます!
私には、これと同じぐらい嬉しいことがあります。
それは、本当に口コミが起こってきていることです。
全く知らない方が、ブログに書いてくださいました。その方のおかげで、対談音声のダウンロードの件数がぐっと増えました。他にも何人か存じ上げない方が、ブログに書いてくださいました。本当にありがたいことだと思っております。
ある方からはお電話をいただき、自分が持っているセールスパーソンのコミュニティに広げたいので、サイン入りの本を10冊送って欲しいとのオファーがありました。その方は、あるセールスパーソンのコーチをされていて、その方に1冊プレゼントしたところ、ぼろぼろ泣き出したのをみて、これはもっと広げるべきだと思われたのだそうです。
また、あるセミナーでお買い上げくださった方からは、社内で読ませたいのでということで、サイン本のオファーをいただきました。この方は、業界紙におススメの本として投稿したいと言ってくださいました。
他にもたくさんの方から、応援や販売協力をいただいております。
個別にもお礼しておりますが、中にはメールアドレスも住所も存じ上げない人もいらっしゃいます。この場を借りて、御礼申し上げます。