ユトリロ展のあと韓国料理を満喫してきました
2025/11/08(土) 曇り 77.0 1655

西新宿の損保ジャパンビル。

SOMPO美術館で「モーリス・ユトリロ展」が開催中。夫婦で鑑賞しに行きました。
SOMPO美術館は、ゴッホのひまわり(全7点)のうちの1つを所蔵していて、常設展示していることで知られています。これは、バブル期に安田海上火災(当時)がクリスティーズのオークションで58億円(当時の為替レート)で落札したことで有名です。それまでの最高額は19億円ぐらいだったそうです。

大半の作品は写真撮影可だったのですが、図録を買うと決めていたので、撮影せずにじっくり見て回りました。
ユトリロは10代からアル中で、そのほかにも精神疾患を抱えていたので、精神病院の入退院を何度も繰り返したことで知られています。
画作は、お母さんが画家だったこともあるのですが、アル中治療の一環として始めたのでした。そういう経緯ですから、たぶん自分を癒やしながら描いていたのだと思います。そこに、同じくアル中気味の私も癒やされたのではないかと思います。
はっきり言えば、心を揺さぶるような絵ではないのです。でも、落ち着く。満ち足りた気分になってくる。
絵画史に名を残しているとはいえユトリロは、同年代のピカソとかシャガールとか、もう少し若いダリなどと比較すると、正直かなり地味な存在です。それでも日本ではかなり人気があります(特に白の時代)。癒やされるからかな?

10時の開場と同時に入りました。点数が70点だったので、かなりじっくり回ったつもりだったのですが、1時間ちょっとで見終わってしまいました。
お昼ごはんは予約していたのですが、慌ただしいのも嫌でしたので、13時の約束でした。ところがかなりお腹が減ってきたので、取りあえずチャイティーラテとレモンケーキで糖質を補給しました。

伴侶さんが、パンツを見たいというので、ユニクロ→京王百貨店→無印良品と回りました。その間、私はユニクロでミトン、無印でイヤーカバーをゲットしました。

予約していたお店は伝統韓国料理 松屋。コリアンタウンの一角ですが、閑静な場所で東新宿というほうがしっくりきます。

お店の入口。

カムジャタンが有名ですが、たこ鍋も人気です。チヂミもおいしい。お値段はやや高めですが、お料理の価値に見合っています。
女性客がほとんどでした。韓国料理はお野菜がたっぷりで、ヘルシーなイメージがあるから?

お手洗いに素敵な貼り紙がありました。
ちなみにユトリロもアル中でしたが71歳まで生きられたのは、赤ワインしか飲まなかったからと言われています。当時の破滅的な芸術家は、アブサンにはまっていたのですが、あれは確かに早死にしそうです。

お腹いっぱいだったのですが、帰宅してからも飲みたかったので、低カロリーのおつまみを作りました。

