ためらいのない右ストレート

2019/9/14（土） 曇り

明け方。いつものようにベッドの上でガサガサ動き回っている。そしてタオルケットの中に入ってきた。

僕が無理矢理入れたのではない。自分の意思で入ってきたくせに、何が気に入らなかったのか、最初からそれが狙いだったのか、突然股間へためらいのない右ストレートが。

あまりの驚きに跳ね起きると、コタローはそのまま走り去っていった。

しばらくして周囲を見回すと、コタローは反省したのか、僕の驚愕ぶりにビビったのか、ベッドの下で待機していた。

洗濯物を干そうと、タオルハンガーを出してきた。コタローがそわそわしながら見ていたので、近づけてやったらマーキング。相変わらず大好き。