『20週俳句入門』も、そろそろ「実作編」に入ると思っていたのだけど、一読しただけでは記憶が曖昧。目次を見直してみたら、「第7週」までが「準備編」だった。「第5週」から「第7週」にかけて、俳句の特徴についてレクチャーがある。
いつものように章のまとめ。
第5週 俳句の前提=五・七・五
- 俳句の特徴は以下の3つ
- 五・七・五という型 ← 今週はこれ
- 季語の連想力
- 切字の効果
- 五・七・五を上から順に、上五、中七、下五と呼ぶ
- 五・七・五が俳句の定型
- まず定型感覚を身につけることが大切
- 長音はそれだけで1音/拗音・促音は2文字で1音
- 様々な変形について
- 字余り 定型の良さを分かった上で敢えて荘重なリズムを求める
- 字足らず かなりの俳人でも成功例は少ない(※手を出すべきでない)
- 句またがり 五・七・五で意味が切れず、またがること
- 破調(狭義) 上記が複数重なること(広義では、上記単独も含む)
- 自由律は俳句ではない(自由律を俳句に含む人は少数派)
今週の暗唱句は右。
現国の授業では、自由律も俳句のうちと学んだ記憶があるので(今はどう教えているか知らないが)、ちょっと政治性を感じるが、どちらにしろまずは五・七・五という定型を重んじろという話なので、そのようにする。
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