“中小企業のための「物語」で売る法“というセミナーの募集をしています。それなりにご好評もいただいているので追加募集も開始しました。
ただ、正直、もっと申し込みが殺到するのではないかと期待していました。「物語で売れ!」という言葉にみなさん関心があると思っていたからです。
いや関心がないはずがありません。たぶん、みなさん「物語」というものをかなり大げさな、「ドラマティック」なものと考えているのではないでしょうか? それで、「大事とは思うけれど、自分には無理」ぐらいに思っているのでは?
実はそうではありません。「物語」というものは、含めておかないと今の時代では広告の費用対効果が出ないという必須の要素なのです。
物語があるかどうかの差はとても微妙
下の2枚のチラシを見てください。
左が「商品で売ろう」としているチラシ、右が「物語で売ろう」としているチラシです。
左はプロがデザインして印刷したチラシ、右は素人が生まれてはじめてワープロで作成して自宅のプリンタで印刷したチラシ。結果は、右が1桁ちがう驚異的な成約率(100枚につき1件の契約)を達成しました。
見映えはプロの作った左のほうがはるかに上ですが、内容の違いは素人目にはかなり微妙ではないでしょうか?
「物語で売れ!」と言われると、「商品開発物語の小冊子を作る」などと思い込みがちです。もちろん、それも効果があります。しかし、お金が掛かるし、必須ではありません。
みなさんに必要なことは、まずは右のようなチラシを作れるようになることなのです。
「物語」で重要なことは項目と順序
上の2つのチラシの詳細な解説が欲しい方はこちらのページをご覧ください。
ここでは簡単にまとめます。
左は、一言で片付けてしまうと、商品説明と問い合わせ先しか書いていません。
右は、以下の項目が、この順番で並んでいます。
- 誘導
- つかみ
- 物語
- 効用
- 後押し
- 行動促進
「物語」という言葉がさり気なく出ています。そして、実際のチラシでも「物語」はかなりさり気なく盛り込まれています。
どこだか分かりますか?
大切なのは、同じ「物語」でも書く位置を間違えると効果が半減したり、逆効果になったりすることです。
このあたりのことを読んだだけで分かる人もいます。しかし、そのような人は少数派でしょう。
と思ったので、このことを直接お伝えして、実際にできるようになってもらおうと企画したのが、“中小企業のための「物語」で売る法“というセミナーなのです。
2014年8月28日開催分はこちら(平日夜 2時間20分 5千円)
2014年9月20日開催分はこちら(土曜日午後3時間 6千円)