2020/4/29(祝) 晴れ
妻の部屋に入り浸っているのは、コマサのごはんを狙っているからとの疑惑が持ち上がっている。コマサはお腹の調子が悪く、整腸作用のあるエサを食べているのだ。言ってみれば病人食だ。
だがなじみの動物病院の院長によるとネコ餌の場合、病人食の方が味付けが濃くネコに好まれるらしい。
したがってまだ仮説の段階だが、コタローがコマサのごはんを狙っているというのはかなり蓋然性が高いと言えよう。
証拠1。妻の部屋がロックダウンされているので、仕方なくネコ部屋のハンモックで寝ているコタロー。これは明らかな不貞寝であり、コマサのエサがもらえないことに対する抗議の姿勢と考えていいだろう。
証拠2。かなりの怒りの顔。これもコマサのエサがもらえないことへの不満の表れだろう。
証拠3。ヨメの部屋のドアが開いたとたんに、ヨメのベッドで様子をうかがうコタロー。だがコマサのエサは片付けられた後。不満たらたらの様子だ。
証拠4。ヨメが寝てしまい、これ以上ヨメの部屋にいてもコマサのエサが出てこないと踏んだとたん、僕の部屋に来て、なにやら僕を睨んでいる。もちろん不満だろうし、できれば僕にコマサのエサを出してほしいと思っているのだが、そんなことをしたら妻に怒られるので僕はしない。僕の無力・無能をなじっている目なのだ。
これらの動かぬ証拠で、妻と僕で構成されるコタロー専門家会議では、仮説は検証されたと判断する。
コマサのエサをもらえないことで、コタローがやや凶暴化している。緊急事態宣言を出すかどうかは、今後数日間のコタローの動き次第だが、出すときは躊躇しないつもりだ。