2022/07/01(金) 晴れ 81.1 1038
CIAOちゅ~るをもらえないので、睨んでいる。
35℃を超える猛暑の中、印旛沼まで自転車で行って帰ってくることにした。距離にして80km以上。
先週の、ディズニーリゾート→お台場→皇居1周が55kmで死にそうだったのに(ちょっと大げさ)、無謀以外の何ものでもない。なぜこんな冒険をするのか?
そもそも身近に冒険の機会がなかなかないので、このチャンス(?)を生かしたいということもあった。
あと子どもの頃から、暑い中で汗をかくのが大好きなのである。これは汗をかくこと自体より、その後シャワーでサッパリするのが好きなのだが。
だが一番の動機は、日焼けのない真っ白な肌のお天気キャスターが、「屋外での運動は禁止です!」というのが何とも気に入らないのである。お天気キャスターが気に入らないのではなく、そんなことを言わせているテレビ局が気に入らない。
何でテレビに私が屋外で運動するかどうかを決められないといけないのか? テレビでなく政府でも腹が立つ。
もちろん視聴者の体を心配してのことなのはわかっている。しかし言い方もあろう。私のような天邪鬼はそれだけで屋外で運動したくなる。
とはいえ、死にたいわけでもない。誰も死にたくてエベレストに登ったり、太平洋を一人でヨットで渡ったりしない。ましてや、炎天下をサイクリングするなんていう誰にも評価されないような冒険で死にたい者などいない。
死ぬどころか、病院に搬送されるのも絶対に嫌だ。お天気キャスターに屋外での運動を禁止されたのに腹が立ち、災害的猛暑の中自転車を漕いで熱中症になり、病院に搬送されて重体――なんてことになったら、それこそテレビを喜ばせるだけだ。そして全国の笑いものになってしまう。
元々私は臆病なのである(そして臆病な人ほどそれを克服したいためか冒険をしたがる)。臆病だから、まず熱中症について調べる。
熱中症とは、大量の汗をかくことで、血液から水分や塩分(ミネラルも含めて塩分という)が失われ、体温の調整が利かなくなり、体温が上昇してしまう症状だ。
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_1-2.pdf
要するに血液がドロドロになって使い物にならなくなるという恐ろしい症状なのだ。重体になったら死に至るし、死を逃れても後遺症が残ることもある。
逆に、水分と塩分を補給し、体を冷やすことで防ぐことができる。
そこで私は大量の水分と塩分タブレットや飴を装備し、適宜コンビニやスーパーが存在する道を通って行くことにしたのである。
とりあえずは、近所のコンビニで朝食。無事を祈って、克己サンド。
途中近くを通るので、犬猫之碑に寄る。
コジロー、コユキ、コナツに挨拶して、無事に帰れるように見守ってくれとお願いした。
9時に出発。12時ぐらいには佐倉駅付近につき、鰻でも食べて帰ってこようという計画だった。
だが、なるべく疲労しないようにゆっくり走ったのと、ちょっとでも疲労を感じたらコンビニに寄るようにしたので、印旛沼が見えるところに着いたのが、12時50分ぐらい。
そこから京成佐倉駅付近に着いたのは13時20分ぐらい。目当ての鰻屋に行こうとしたら、なんと土日のみの営業だったorz
それでも鰻を食べたいと思って、周辺を探すがない。とりあえずJR佐倉駅のほうに向かう途中で、これはちょっとヤバいかなと感じ、日陰を見つけて、そこに飛び込んでしばし休憩した。
そのときはスーパーや飲食店が密集しているあたりまでたどり着ける気がしなかったのだが、休憩しながらマップを見たら、500mぐらいしかなかった。それでも臆病者は休憩するのである。しないと死ぬかもしれないからだ。
ということでかっぱ寿司佐倉店。かっぱ寿司にも鰻はある(笑)。
かっぱ寿司でかなりゆっくり休憩し、完全に気力を回復してから帰路につく。
佐倉市→四街道市→千葉市→習志野市→船橋市→市川市という最短距離で帰ることにした。
四街道のコンビニで猛暑の中、3時のガリガリ君。イートインがなかったので外で日陰を探して食べたのだが、それがまた最高。食べてる途中から、溶けて地面に落ちていく。
ということで先週に引き続き、今週も生還。88km、走っている時間で4時間半、トータルでは8時間ぐらいの冒険。
しかしさすがに40℃を超えたら無理だろうなあ。
買い物に行ってから入浴。気持ちいい。
豆腐サラダ以外はスーパーの出来合いの総菜。豆腐サラダも妻が作ってくれた。ありがたい。
豆腐が半丁残っていたので、刻んだネギとシイタケ、卵と炒めた。思いつきの料理だったが、とてもおいしい。
甘え声を発するコタロー。顔と声が合っていない。