KDPから『DXのその先を見据える: 貴社の「DX」は本当にTransformationですか?』を発売しました
貴社のDXは順調に進展していますか? もし行き詰まっているのなら、原点に返って考えることが必要です。
本書は、生成AIが登場する直前に企画された、日立ITユーザ会の会報誌「HITACHI USER」の2023年5月号~2024年3月号に連載された”DXのその先を見据える~貴社の「DX」は本当にTransformationですか?“がもとになっています。生成AI元年の動向を振り返ることで見えてくることも多いと考え、まとめなおしました。今後のDXを考えるうえで、本書は大きく参考になるのではないかと考えています。
●目次
はじめに
第1章 DXとは何だったかを再確認する
そもそも「誤解」があったDXへの取り組み
本質は「デジタル企業」になることなのか?
そもそも「DX」とは何だったのか?
第2章 なぜDXで「内製化」がブームになったのか?
「IT+ビジネス=デジタル」?
「デジタルを使いこなさないといけない」
「クリエイティブ・エコノミー」を実現するための内製化
新しいビジネスの創造が目的
第3章 内製化はデータドリブンの夢を見るか(*1)
VUCA時代の到来が広く認識されたことでデジタル化が加速した
勘と経験が通用しなくなった
VUCA時代のビジネスはスピードが命
データドリブンまでのロードマップ
第4章 志あるベンダーはなぜ内製化を支援するのか?
「ベンダー・ロックイン外し」はデータドリブンの大前提
志あるベンダーは内製化を支援する
そもそもアウトソーシングはなくならない
第5章 あっという間に入れ替わったDXの本命
昨年11月の主役交代
本命はLLM
まだまだ試用段階だが、活用アイデアが次々と出てきている
ユーザーに意識させずにプロンプトエンジニアリングを実施
第6章 まだまだ日本は捨てたものではない
数多くの取材を通じて感じていること
「DXプラチナ企業」の取り組みとは?
中外製薬:DXの全社ごと化
小松製作所:2001年から“DX”に取り組んできた先進企業
トラスコ中山:「ありたい姿」の明文化
DX推進において最も重要なこととは?
おわりに